ノーマネーデーで消費のハードル上がりまくり。親子で取り組んでみて気付いたこと

SNSで目にした、【ノーマネーデー】という言葉。

それは、

お金を使わずに過ごす日

を、No Money Dayとあらわし、略してNMDと書くようです。

自分はどうなんだろう…と振り返ってみると、平日は無意識のうちに、外出や用事のたびに使っていたお金。

土日もかならず外出&外食…。

ほとんどがスーパー、あとは便利なドラッグストアで買い物をし、あとはコンビニや自販機…。

ノーマネーデーを調べて子どもと実践してみて得た結果を、この記事では書いていきます。

レタスクラブにてうだひろえさんが描いたノーマネーデーについての記事も共感するポイントが満載だったので、ぜひ参考になさってみてくださいね!

参照元→呼吸するように買っちゃってる!?人気マンガ家が挑戦した『ノーマネーデー』体験記

みたらし

ノーマネーデーは、『簡単にお金を使わない』という価値観にアップグレードしてくれた!

浪費グセに家計簿で気付く

づんさんの家計簿方式でつけている、我が家の家計簿。

妙に、というか当たり前なんですが、買い物の回数が多いと書きこむ回数が多いんですよね。

しかも連日書き込んでいると、

『あれっ、この間も買い物に行ったのに、また今日も行っちゃった…』

『なんですぐ買い物に行かなければいけなかったんだろう?』

と疑問が頭をもたげます。

買い物のたびに家計簿に書き込み、膨らんでいく支出…

それでもこの時は、必要なお金を払っているんだし、しょうがないよね。

とまぁそこまであまり危機感を覚えていませんでした。

改善スタート

支出の多い月もあれば、少ない月だってあるんだし、一年でトントンなはず…

と思っていたんですが、毎月そこそこいってしまう支出。

そこそこ行ってしまうなら、しばらく買わなくていい筈ですよね。

それでも重なっていた消費。

ここをまず改革する必要がありました。

そもそも、なんでこんなに嵩むんだろうと改めて見つめてみたら、やっぱり、買いすぎてる!

子どもや自分のためのお菓子を買う回数が多いし、教育費目的のフラッシュカードやポスター、ドリルや本も毎月それなりに買っていて…と、自分の消費動向が分かってきました。

そうなると、やることは一つ!

みたらし

NMDには計画的な購入が欠かせない!

冷静な消費

  • 何かが欲しくなったときは一旦踏みとどまる
  • 本当に欲しいかよく考える
  • 家にあるもので何とか出来ないか考える

こんな感じで、支払いをする前に踏みとどまるようにしていました。

家で調味料が切れた時も、とりあえずはメモに入れるだけで、すぐには買いに行かない。

ママあるあるかもなんですが、ドラッグストアやスーパーに行って、本当に必要なもの”だけ”を買って帰って来れた試しがないんです。

つまり、店には近づかないが吉!ってね…

自炊力が上がる

家の中を見渡すと、

  • ストックの量を把握したくて片付けが進んだり、
  • 無駄な買い物をしないように、使い切れなかったものは買わないようにしたり、
  • 買い物に行く前に家の中にあるもので何とか出来ないか考えたり、

買った物をしっかり使い切る視点が養われました。

今までは使い切る前に買っていたので冷蔵庫にものが溢れていたし、使い切れない食材があっても何の感情もありませんでした。

安さで食材を買った場合は、それらを使い切るべく、しっかりレシピを調べる。

食材を使う目的で買ったなら、その通りに作る。

食材=お金

ということをしっかり意識できるように♪

使う時にも使わない時にも意識が必要

子どもの変化

家の財政状況改革は大人だけではできないので、子どもにも協力してもらう必要があります。

子どもにも、自分たちが取り組む意味を説明し生活した結果、丁度夏休みということもあり、毎日のカレンダーにNMDの日を書き込むようになりました!(^^)!

さらに、お金を使う意識が変わったのか、募金の習慣がある7歳から

『募金をした日も書けるようにしたいな』

という提案が!

確かに、意識して使わない日をもうけるなら、意識して使った日も書いておいてもいいですよね。

カレンダーを眺めることで、NMDはお金を大切に出来た日。

NMDじゃなかったとしても募金が出来た日は、誰かの為にお金を使えた日。

というのが分かって、子どもの意識改革にもとっても良かったです( ;∀;)

『募金をした日が意外と少ない』

ということにも気付いたようで、今後、もっと自分たちの行動を意識してみようという話に落ち着きました。

豊かな消費って?

考えなしにお金を使っていた状態から、

  • タイミング
  • 意味

をよく考えてから使うようになり気付いたのは、節制があるからこそお金を使うときに重みや感動があるなぁということ。

何かを得るための交換システムとしての支払い。

それに対して感覚が緩慢になっていたけれど、すぐには判断しないこと、冷静になることで、消費への感覚が鋭くなったように思います。

毎日たらふく食べていたら食べ物への価値が鈍るように、断食が感覚を研ぎ澄ますように、ノーマネーデーは、同じような効果があるんじゃないかな?と個人的には思いました。

普段よく買い物をしていただけに、節制の効果は抜群でした。

取り組んでみようかな?という方は、ぜひやってみてくださいね!

参考図書

今家に日焼け止めが7つあって、制汗スプレーは3個あります。

食材やトイレットペーパー、ティッシュは比較的回転が速いのでストックがそれなりにあってもいいけど、そうでない物まで買い込む癖があることにこちらを読んで気付かされました。

レシートを読んでも何も思わないけれど、書き込んだ瞬間に色々気付くのはなぜ?

面倒なようで、一番効果的なのはこの手書きの家計簿でした!(2023/11~現在まで継続中

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