自分の気持ちをコントロールする術は幼児期から!絵本でアンガーマネジメント
幼い頃、嫌な気持ちを感じたり泣いてしまったとき、
- 『泣いてどうなるの?』と呆れられた
- 不貞腐れたらバカにされた
- ↑これらから自室に篭りがちだった時期も
素直な感情を負の感情と捉えられてしまい、ありのままの気持ちを家族の前で出せなくなってしまった経験が私にはありました。
感情をコントロールした方がいい世の中に
こういう本が世に出てくるということは、私が生まれ育った環境や時代よりはるかに親の意識や子どもの人権が向上してるんじゃないかなーと希望が持てます。
あるいは、高度に発達した社会では、強すぎる感情は飼い慣らす必要性があるともとれます。
幼少期の経験、親との関りから認知の歪みに繋がり、自己肯定感の低さから犯罪に巻き込まれたり罪を犯す事例は後を絶ちませんよね。
我が家の場合
長女は年中の頃くらいから、家のことでも幼稚園のことでも、遊んでいてもさまざまなことに怒ることが多かったです。
- 次女の誕生、
- 習い事が上達しない、
- 遊びで一番になりたい
- 間違えたくない、
それはもう全方位にいちゃもんをつける勢いで毎日怒っては泣きわめいていました。
彼女に手を焼いたために、この本を取ったといっても過言ではないくらい。
たまたま書店で目にして、サラッと読んですぐレジに持って行きました。
怒りっぽい、こだわりが強い長女に毎日辟易しつつも…
自分が親にされて嫌だったこと繰り返さないよう、この本に書かれているメソッドを読み聞かせ、親子で試してきました。
結果はというと、春から小学校の今でも、悲しいかな怒りっぽいです。
2年そこらで変われないけれど、
- 怒りの感情の底にあるもの
- 苦しみを感じる理由
- 自分を大切にする方法
これらは、こちらの本を参考にする事で親子で認知&会得出来たと思います。
感情がどういった時に湧き上がり暴走するのか?
知った上で向き合う怒りには、価値を可能性を感じるまでに。
短所について考える時に忘れてはならないこと
最近あった話をさせてください。
夕方、一番にお風呂に入りたかった長女。
高速で服を脱ぎ捨てる次女に勝てず、またまた始まる泣きわめきタイム(負けず嫌いっ子あるあるですよね。。
『勝ちたかったね』
共感する言葉をかけつつ、集中して物事に取り組めないクセがまだまだあるので、そこを見直したら家の中で誰よりも速く行動できるんじゃない?なんて希望を持たせるフォローを入れつつ…
返答を待っていると、
『どうしていつも怒っちゃうんだろう』
『一度怒ると、イヤなことがたくさん目についちゃう』
怒りながらも、自分の感情を淡々と話す長女。
確かにずっと、
- マイナス思考
- 怒りっぽい
- あらゆるものの粗探し
などなどが得意だなーとは思っていたし、改善して欲しいがためにそれらを抑えつけるような発言もしていました。
(どうしていつもそうなの?)とか、
(そんなに怒ること?)とか、、、
でもふと思ったんですが、
泣きわめくほど悔しがるのは、何よりも勝ちにこだわっているからだし、
負けず嫌いなのは絶対に勝ちたい、上手くなりたいという向上心の表れだし、
色んなイヤなことが目につくのは、それだけ注意深く周りを見てるとか、些細な変化にも気付ける
って、どんなことも裏を返せば長所にも見えてくるんですよね。
これは親である私の頭に柔軟性が無かったから気付けなかったことなんです。
くやしさ、苦しさに飲み込まれて何も行動が出来ない、失敗を怖がっては欲しくないけれど…
その感性は裏を返せば素晴らしい能力を開花させる可能性すら持ってるんじゃないか?と思うのです。
自分が得意な分野で才能を開花させているような方々も、多くはこだわりが強かった幼少期を過ごされているようですし、上手く付き合えばかなり強い味方になってくれそうなエネルギーだと思うので…
お子さんやご自身が怒りっぽいと感じている方は、ぜひこの絵本が参考になれば幸いです。
https://room.rakuten.co.jp/room_4cd0126409/items
楽天ルームにも載せています。
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