下校班のゆううつ後編~お迎え&LINE活用~

2024-07-12

前編はこちら↓

新一年生にて、悩み始めた下校班。

入学からだれてきたのか、下校が遅い子に悩まされ、何を言っても暖簾に腕押し…

そして、時折一人で下校。

そんな様子に、私も悩んでいました。

親も戸惑うことばかり…ですが!

現時点でできる方法で悩みが解消されたので、同じように悩む方がいらっしゃったら、参考にして頂ければ幸いです♪

みたらし

『みんないっしょ』は恩恵であり葛藤でもあり

例外?

20分で済むはずの学校までの距離を、毎日45分以上かけて帰ってくる長女。

その理由は前編に記載した通り、同じ班の子のサボりグセ。

何を言っても聞き入れてもらえない状況に嫌気が差したようで、家に帰って来てから、

  • 泣きわめく
  • 怒りっぽくなる
  • 当たり散らす
  • 妹とのケンカが増える

などなどで私も参っていました…。

しかしそんな最中、我が家に希望の光が!

それは、ご家庭によっては下校班から離れ、校門から親子で帰っている方がいるということ。

これは知らなかったのですが、子どもから教えてもらいました。

『〇〇ちゃんちはママ(orパパorおじいさまやおばあさま)が校門で待ってるよ』

と言われ、5月まではお迎え当番もあったし、その名残や延長かな?くらいに思っていたのです。

しかし今こうして悩むなら、

じゃあうちも…

と思うようになったし、もともと親や地域の手助けが入らない部分を数でカバーしていたので(子どもたちで)、親や家族が迎えに来れるなら先に帰ってしまうのもアリだと知りました。

ある方は車で、ある方は自転車で、我が子を乗せて列から離脱し、帰っています。

下の子がちょうど幼稚園から帰って来たあとに学校に行くという事もあって、正直気が重いのはありました。

校門まで迎えに来ているご家庭の中には、学校へ近い方も何名かいらっしゃったので。

でも、何かあったのかと心配するよりかは遥にいいし、なにより子どもが

『ママに早く会える』

『遅い子を待たずに帰れるのは本当に嬉しい』

と再三言うので、ここの所続けざまに迎えに行って先に帰っています。

夏あるあるですが、暑い中重いランドセルを背負って何十分も歩くのがまず可哀想すぎる…

LINE活用は外せない

下校班にはLINEグループがあり、人によっては色々報告してきてくれます。

周りに何も言わずに子どもを連れて帰るママさんの動きで、うちが一人になることを知った今、同じようにして我が子を迎えに行っていたのですが…

やはりせっかくあるグループLINEということで、今ではマメに連絡するようになりました。

うちが一抜けするということは、=他の子が一人になることを意味するので、それをそれとなく伝えて、防犯意識を高めてもらうようにしています。

困った時はお互い様だし、どうせなら助け合える間柄がいいですよね。

正直、このマメな報告を最初からやって欲しかったです。

もうすでに卒業されたお子さんをお持ちで在校生がいるママさん(年の離れた兄妹とか、人数がいるご家庭)とかは、学校にしても地域にしても、もう何年も、あるいは十年以上も詳しい筈なので…

どんな組織であろうと、明文化と仕組化は大切!

ママグループだと横並びでリーダー不在なので、なおさら言いにくいんですが、はやめに仕組化した方が、新しく加入する人も救われるんですよね…

早く帰って来てどう?

早くに帰るようになって、

  • 家でダラダラ出来るように
  • リラックス効果か、笑顔が増えた
  • こちらも時間に追われなくなったので、会話や遊ぶ時間が増えた

今の所、いいことづくめ!

庭で採れたバジルでカプレーゼを作ってもらったり、
新じゃがで手作りポテチを作ったり!

帰宅後はサクッと入浴し、宿題(時間が速ければ先におやつにすることも

宿題は今の所嫌がらずにやっているので処理が速く、終わったら一緒に夕飯作りやおやつ作り。

そしてタブレットや動画タイム

夕飯と同じタイミングで作っておいたおやつを食べることも(^▽^)/

るるぶ 偉人カードで遊ぶ 日本の歴史ゲーム

寝室でカードゲームやったり、本を2~3冊は読めるように♪

よくよく考えれば、子どもたちだけで帰ってくるのと迎えに行くのとでは2~30分と大した時間差ではないかもですよね。

でもただでさえ時間の無い平日の2、30分ってやっぱり貴重だし、そこをモヤモヤ過ごすより、家族仲が良くなるために使えるのが私は何より嬉しかったです。

子どもたちも、私がピリピリしないおかげで、思い切り甘えてくるようになりました。

小さい時代の家族仲の良さ、そしてのびのび自己表現できるのってやっぱり大切だなぁと改めて思いました。

しかも、先に親子で下校していたら、同じ班のママさんと遭遇し、やはり

『最近帰りが遅い…』

と嘆かれていました。

入学後のあるあるかも知れません。

同じように悩んでいて、この方法で解決したと伝えると、この方もお迎えに行こうか検討されていました。

大雨の日など、下の子を連れて行くのは難しい天候もあると分かっています。

でも極力お迎えに行きたい…

朝、学校に行けて授業を受けられただけでハナマルとし、帰りは楽をさせてあげたいと思うのでした!

参考になりましたら幸いです!

以下は、暮らしや親子が楽になった本などなどです!

参考図書

忙しい中で、子どもに愛情を伝える方法が述べられているので、時間の作り方や子どもとの向き合い方を知りたい方におすすめ♪

入学以降に生活のリズムを作り、生活のルールをつくり、楽しむための時間は必ず確保…

どんな料理でも、やっぱりお母さんの手作りは子どもの心を育てるんだなぁと実感しました!

それがプレッシャーになる方もいれば、それが安心材料になる方もいるかとは思います(^▽^)/

ついついやってしまいがちな否定や批判…。

『駄目』『違う』『そうじゃないでしょ』『これ言うの何回目?』

などなど、子どもの心を無視して伝えている言葉の数々は、子どもを深く傷つけていると反省しました。

自分自身が大切に育ててもらった記憶がないからこそ、心の奥底で

(なんでここまでしないといけないんだろう)

(ずるい)

てな声が聴こえてきたんですが、これは幼少期に置き去りにした自分の中の子どもの声だそうです。

こんな声を受け止めつつ、今目の前の子どもにも向き合いたいなぁと思わせてくれた一冊です。

この本のなかに、

子どものへの愛情は、”見返りを期待しない贈り物”

モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学学資が語る 自分でできる子に育つほめ方叱り方 3歳~12歳の子ども対象

とあって、私の好きな表現のひとつです。

とにかく、勝手に期待してはガッカリしたり、イライラすることの多い日常。

条件付きのほめ方では、いい子でいないと罰せられるという暗黙のルールを課すことになってしまい、子どもを尊重していない接し方になるのだそうです。

自分に足りないものに気付かせてくれます。

遊ばせたいけど賢くもなってほしい…。

そもそも賢さって、宿題に真面目に取り組むとかドリルをこなすことなのかな?と疑問を感じていた時に出会った本。

じつは遊びには、ストレス発散効果や脳の柔軟性を高め、アイデアの源泉となったり、あらゆる活動に対して創造性や社会性を育む側面があるとか!

遊んでいるのに賢くなっちゃう方法が満載で、イラストと共に詳しく学べるのが魅力的な一冊です♪

長女は切り紙が大好きなので、みんなで切り紙をやりたいし、絵を描くのが大好きな次女とは国旗デザインをやりたいと思いました笑

併せて読みたい