子ども向け実用書で無双_学校では教えてくれない大切なことシリーズ
「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズとは
小学生とその保護者を対象に、学校で教える教科の域を超え、将来にわたって役立つ力を身につけられるシリーズです。自分のことや相手のことを知る大切さや、世の中のさまざまな仕組みがマンガでわかりやすく描かれています。
シリーズ累計発行部数100万部突破。
保護者の不安をスッキリ解消!まんがでわかる「子ども向け実用書」
学校では教えてくれない大切なこと⑻ 時間の使い方
最近の小学生はとても忙しい日々を送っています。
クラブ活動後、習い事へ直行。
帰宅後も、夕飯、宿題、お風呂、明日の準備・・・と時間に追われている毎日です。
保護者の方もをんな子どもの時間管理に日々追われ、イライラしがちです。
本書では、子ども自身が時間を意識し、計画的に行動できるようにするために、日々の時間の使い方を客観的に把握したり、計画の立て方を学んだり、実行する方法を楽しく学べるよう工夫しています。
時間の使い方をマスターできると、自分がやりたいことに時間を作ることにもつながります。
それは自分が望む生き方を選ぶ力にもつながっていくのです。
旺文社さんのこちらのシリーズ、本屋さんで偶然見つけて知ったのですが、子供向けの実用書と言う感じで、親子ともどもお気に入り!
何が良いって、
- 悩み別に本が出ている
- 全編マンガ形式(しかもギャグ多め
- オールカラー
- 取り入れやすいメソッド、アイディアが多い
というところ。
冒頭でご紹介している時間の使い方に関して言えば、
- 時間管理ができないことがどうしていけないのか、
- 小言をいうお母さん(お父さん)の心理、
- 段取り力や計画の立て方、
などなど、大人まで参考になる内容が多いことに驚き。
しかも、子のためとはいえ計画表を作るのってハードル高い。。
と感じても大丈夫!
要所要所で紙ベースの計画表をダウンロードできるページが紹介されているので、描かれている内容をそのまま実生活に取り入れられる仕様になっているのも素晴らしいところ…!
30代の自分にだって未だ知らないことが沢山あるし、学校でも教わらないことって、子どもも獲得しようがないと常々感じているのですが…
こういう子供向け実用書のおかげでその穴を埋めてあげられるんじゃないかなーと感じるのがありがたい点。
物知りだったり経験豊富な叔父伯母、年の功や知恵を持った年長者が傍にいない代わりに、こういう本が子どもには必要なんじゃないかと感じます。
核家族化で確実に加速しましたよね、人から知恵を授けてもらえるシーンの少なさって…
知識×工夫=知恵という転ばぬ先の杖
お風呂上りと寝る前によく読んでいる6歳のコメントとしては、
知らなかったことを学べる。
字も絵も大好きだし、いっぱい笑っちゃう。
読みやすいのでいつも読み始めたら最後まで読んじゃう。
6歳は時間の使い方をよく読んでいるのですが他にも、
ステキになりたい
『どうしたらもっとかわいくなれるかな?』
と6歳が言っていたので、大切なことシリーズの、ステキになりたいを買ってみました。
読む前の想像としては、身だしなみの整え方や、洋服のセンスとかかな?と思っていたのですが、
- 美肌のコツ
- 正しいヘアケア
- 生理の知識
- ファッションセンスを磨く
- 部屋の整理整頓
ブラの選び方や思春期のダイエット、カラオケで高得点を出すとか自撮りのコツまで…
とにかく気になるコトはすべて網羅されているので、女児&女児ママにはとってもオススメ!
身近な危険
子どもが事故や事件に巻き込まれるニュースを聞くことほど、悲しいことはないですよね。
親なら誰もが子どもの無事や安全を願っているハズ。
言葉で言うよりも圧倒的に伝わるのがマンガの素晴らしいところ。
- 外出先での危険
- 学校で注意すること
- 家の中の危ないもの
- 災害のときどうするか
- 怪しい人の見分け方、対処法
とくにうちの6歳はHSC傾向があるので、怖がりだったり心配性な子ほど大事な知識をインプットしてあげておいた方が賢明だとつくづく感じました。
色んなことに怖がり不安を感じていても、あらかじめ教えてあげることで安心できたようなので…。
考える力の育て方
時間の使い方と同じくらい気に入っているのがコチラ、考える力の育て方。
マンガ・イラストを担当されているオオタヤスシさんのギャグセンスがうちの6歳は好きなもよう笑
『よく考えてね』
『本当に考えたの?』
とかって身近な言葉だから頻繁に使いがち。
おもちゃをねだられた時とか、外食のメニュー選びや洋服を買う時まで…。
なんですが、実際何をどうやって考えるのかって、その考え方そのものを言葉にして伝えるのは難しいことが分かりました。
本のラインナップとしては
- 【考える力】はなぜ必要なのか
- アイディアを生み出す方法
- 色々なアイディアのもと
- アイディアを実現させるには
熱心に考えることって、好奇心旺盛だったり工作や研究が好きな子がよくやる印象があったんですが、
友だちを喜ばせるとか、嫌いなものを好きになる工夫だったり、勉強に使えるアイディアを知るコトだったり…
読んでいて感じたのは、よく考えるとは生活の質を上げる技術なんだなぁと関心しきり。
偉人が考える力を使って成した偉業、みんなの不満や苦しみから生まれた商品、そんな逸話も紹介されていて、昔の人のおかげで(よく考えてくれたから)今の便利で安全な生活があるんだね~と実感してくれたようです。
考えるクセがつくと、身近なことへも疑問も抱きやすいようで、よく親子で未知のものごとに対し考察や議論をしています。とっても楽しい。
運動ですべてがよくなる
最後はこちら、このシリーズの最新刊、運動ですべてがよくなる
日ごろ家族で運動をおこない、習い事もスポーツの我が家。
コロナ禍で休校やステイホーム、在宅勤務が登場し、運動不足になっている人が多くなってしまった現代。
食べ物もネットで買えることから、いよいよ一度も外に出ない…なんて日もあったりします。
- 運動が解決してくれること
- 困った時にも運動が大事
- 成績の良い子のヒミツ
便利になりすぎて、運動や体を動かして何かを得ることが軽視されている節がありますが、運動をすることがなぜ良いのかを楽しく知れるので、改めて体を動かすことの重要性を学べます。
習い事のコーチいわく外遊びの不足でバランス感覚がなかったり、平衡感覚がない子が増えているそうなので、家の中でも出来る運動には注目したいところ。
運動をよくする子はそうでない子に比べて学業優秀という研究結果も出ていることから、親子でできる運動や運動習慣を意識してみてくださいね!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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