読み聞かせの意義と効能について考える
上の子が0歳のときに買ってきた絵本は、可愛らしい絵とリズムが楽しい、にゃんにゃんわん!
以降、6歳になる現在も続いている、読み聞かせ。
下の子3歳も加わり、私自身が絵本や本が大好きということもあり、子ども向け書籍だけでも450冊以上の蔵書数があり、親子で本に囲まれた生活を送っています。
外出などで親子ともに疲れていたり、習い事で時間の無い日などはさすがに就寝時間を優先させて0冊と言う日もあるのですが、年間360回くらいは読んでるんじゃないでしょうか。
休まず営業するママ業。
上の子はフリガナが振ってある漢字や小学校一年生の漢字ならすべて読めるので、低学年向け学習マンガもお手のもの。
一人で読み始めることも多いので、いよいよ読み聞かせは卒業……?
かと思いきや、まだまだ頼まれるので、親子の読書ライフは続きそうです。
習慣を長く続けている方&お子さんが望む家庭では中学生くらいまで読み聞かせは続くそう!
親の言葉、大人になっても覚えてる?
そもそも、皆さまはなぜお子さんに絵本を読み聞かせますか?
我が家では子どもがまだ生後間もないころに読んだ育児本に、
読み聞かせとは、親と子の愛着関係を築く
と書いてあったのが深く刺さり、小さいころにしか出来ない親子の思い出作りを!と意気込み、沢山買いそろえては求められるままに大量に読み続けていました。
でもふと気付いたんですよね。
絵本って便利だなぁと……
その後に読んだ育児書には、
絵本には
- 語彙を獲得
- 語彙力を磨く
と書かれていました。
語彙を獲得とはそのまま、言葉の種類(バラエティ)が豊富になることですよね。
そしてそれを使いこなす力が身に着く、すなわち語彙力が磨かれるということ。
えっ、それって小さいうちに、しかも絵本で??と驚いたのを覚えています。
絵本の力にめざめる瞬間(私が
本中心の育児=賢者∞人と関わるくらいの
…でもよくよく考えればそうですよね。
見聞きした言葉でもって思考し、さらに自分の言葉で思いを表現&周囲と分かり合っていくには、語彙の豊富さと使いこなす力が極めて重要なのは言うまでもないですよね。
そのファーストステップが、親から聞かされる言葉。
親や養育者、周囲の大人が使う言葉の豊富さがそのまま、将来の子の学力や幸せに生きる力に繋がることは近年判明しましたよね。
絵本や本、マンガを読むことによって、言葉がどういうシーンでどう使われているのか、登場人物の抱く感情や事情までインプットできるのが絵本、漫画、本の持つ素晴らしいところ。
そしてそれで得た情報は、実生活にも応用できることが分かりました。
たとえば虫が苦手だった子どもですが、虫と仲良くする絵本を読んで慈しみの感情を持ったり、
食べ残しや好き嫌いがあったのに、目の前の食べ物がどうやって作られたのかを知ることで、残さなくなったり、
親が大事だと思う常識や道徳など、アレコレ口を酸っぱくして言うよりも、本の力を借りる方が育児は数倍も楽になると実感しました。
↑コレが絵本を便利だと感じた大きなポイント。
そういう、しつけやおけいこ、言わば教育的な本を何となく避けていた時期もあったのですが…
大事なことを楽しく学べるに越したことないと思うし、大事なことほど小さいうちから知っておいた方がいいに決まっていますよね。
現代は知識社会だからこそ、早くに多くを知っていることのアドバンテージは計り知れない
それになにより、親の言ってた言葉を自分自身があんまり覚えていないように、子どもらも私が言った言葉はほぼ残らないのかなぁと思います。
何度言っても分かってくれない…
という無力感を感じることは育児では何度もあるかと思います。
が、絵本(or本、マンガ)の内容なら結構覚えててくれるんですよね。
子が人と関わる機会も減った現代。
古典や名著も子ども向けのものを選べば、賢者100人、いやそれ以上の人数と関わるくらいの価値に相当すると考えています。
それでなくとも、本一冊を作られるのにも、著者が影響を受けた本やそのエッセンスを含めれば10人以上は関わってるんじゃないかと思います。
大事なこと(道徳心や興味を持てること)は本からほとんど学んでしまおう!という意気込みで絵本選びをするようになってからは、さらに貪欲になりましたし、本の善し悪しも何となく分かるようになってきました。
このサイトでは、小学生と幼稚園児が気に入って毎日何度も読んでいる&私も気に入っている本や、育児に関する雑記、ママ目線のアレコレなどを投稿して参ります。
お子さんに本を買い与える時や、贈り物をされる際の参考になれば幸いです!
本中心の育児についてはこちらが大変参考になりました↓
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