子育ては無理ゲーなの?問題が自分にあると気付いた話

2024-07-12

Instagram(インスタ)をよくお使いになる方にお聞きしたいんですが、

怒鳴らない育児

怒らない育児

ってはやってるのでしょうか?

『〇〇な言葉がけで子どもが変わる』

『〇〇で子どもが動く』

みたいなメソッドとともに、怒鳴らない

というワードを最近よく目にするんですが、令和育児の流行…?

それだけ、自分の感情の起伏に悩んでいる方が多いのでしょうか、、、

かくいう私もその一人で、感情を露わにしない日は無いですし、

  • 『急いで』などの急かす言葉
  • 『なんで出来てないの?』と問いかけのようで責める言葉
  • 『いつもそうだよね』と呆れるような決めつけるような言葉

ダメだと思いつつ放ってしまいがちです。

自分が失敗した時には子どもは、

『ママ大丈夫だよ』

『ママ大好きだから気にならないよ』

と、許してくれるのに、自分ときたら、まったく同じように返せないでいます。

みたらし

どうしてこんなにダメでも愛してくれるのか…

なんで厳しいの?

思い返すに、厳しい言葉をかけるとか怒鳴る時の心境って、

  • 出来るようになって欲しいから
  • 出来ていないと心配だから
  • (出来ていないという状況に)嫌気が差しているから

だったりします。

皆さまはどういう心境でお子さんにキツい言葉をかけてしまっていますか?

子どものやっていることそのものが心配というより、

  • それがいつまでも出来ないままなんじゃないか
  • それが人からどう思われるか

その方を気にかけていたりします。

つまり、目の前の子どもには意外と集中していなかったり…

自信を無くしてしまっている子どもに寄りそう余裕がなくて、それよりも早く出来るようになって安心させて欲しい

そんな自分の矮小な本心が見え隠れしていることに、最近気付き始めました。

子どもは鏡

眠った顔を見るたびに、学校へ見送ったたびに、

絶対に優しい言葉と態度で接しよう

そう心に誓うのに、子どもが帰ってくるとやっぱり元の木阿弥。

イライラしてしまう自分に気づいていても、コントロールしきれない日々が続きます。

そんな時、子どもにイライラさせられているのではなく、実は自分で勝手に不安になっているだけなんだと見つめるようにしています。

それで解決も成長もすぐにはしないけれど、イライラの矛先が子どもじゃないとハッキリ自覚することが出来るから。

いつだって未熟なのは自分の方で、それを自覚させてくれる子どもは鏡のような存在に思えてきます。

イヤな態度をとったって他人だったら離れていくものを、それでも愛してくれるのって、子どもだけなんですよね。

尊大な態度になりすぎず、育ててやっていると勘違いせずに、謙虚に生きたい今日この頃…

子どもの成長の遅さに嫌気が差すんじゃなくて

子どもの成長が待てないから、急かしたり怒鳴ったりしてしまうんですよね。

私は完全にこのパターンです。

あといつも心に不安と恐怖心があります。

自分に自信がないから、子どもの良くないところを見てしまうと過剰に怒ったり焦って直そうとしてしまう考えが発動してしまう…。

子どもは子どもの人生を歩むのに、自分が過度に干渉することでかえって良くないかも知れないのに、

  • 心配
  • 口出し
  • いう事を聞かないとキツめに言ってしまう

このパターン…

でもそれは子どものせいではなく、子どもを信じて待つという経験自体に乏しいから。

いつでも問題も答えも自分の中にある…と感じるのでした。

未熟な人間には本当にキツい子育て。

責任という重圧から逃れたいとばかり考えてしまっていましたが、自分の中に不安というモノが大きく鎮座しているからだと気付けてからは多少は楽になりました。

明確な解決方法があるわけではないんですが、

『自分の考えが変われば互いに楽になるのに』

と頭のどこかでは思っています。

自分みたいにならないように…と考えるあまり、厳しくしてしまっては本末転倒ですよね。

当時、過激思想家として弾圧されていた日蓮。

他を批判しているところばかりが取りざたされる歴史書が多い中、こちらの漫画は彼の思想や感性をよりリアルに伝えているのかなぁと感じました。

人が抱える様々な悩み、それらを見ないフリをして来世に期待するの(念仏信仰)ではなく、今世(今生きている人生)そのものに焦点を当てて考え、自分で自分を救えるように…と説いた日蓮の考え方には悩みの渦中にあった私は共感を覚えました。

しかし、よくよく調べてみると、地獄も仏も私たち五尺の身体のうちに存在するものだということが説かれています。

重須殿女房御返事

地獄も仏(天国)も、自分の中にある、だからそれを見つめて救っていく

という考え方が、今の暴走しがちな私にはしっくりときました。

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